こんにちは、halukaです。
皆さまのウイークエンドの楽しみは、どんな雰囲気でしょうか。
私の週末はこのところ、
夕食を済ませたら、
カウンターバーへ向かうというのが、通例化しています。
友人と連れ歩きながら、
カウンター越しに並んだウイスキーの銘柄などを選びつつ交わす、
カウンターでの会話が好きです。
たとえば…
手入れの行き届いた水槽で泳ぐレッドビーシュリンプの赤色が、
照明に映えて憩いを運ぶカウンターバー。
「オーナーがよほど好きなんだな」と、そう思わせる、
アーティスト・安室奈美恵さんのポスターや写真盾で、
酒棚が埋まってしまっている、
小さなカウンターバーも最近のお気に入りです。
かと思えば、
私にしてみれば照明不足で、
せっかく持ち込んだ雑誌が読めない省エネ・カウンターバーも健在。
足を運ぶたびに、
いつも温かな手作りのスープを用意してくれるカウンターバーでは、
バーテンダーさんの黒ネクタイが恰好よかったり、
オーナーの白いジャケットが渋かったりもするものです。
しっとりとしたなめし皮で、
座り心地が抜群の椅子が自慢のカウンターバーでは、
つい長居もしてしまいます。
鮮やかな色のリキュール瓶が並んだ派手めの酒棚もいいものです。
鮮やかな色は、
青い海やパラソルが映える海を思い出させてもくれます。
壁いっぱいを埋める年代物のレコード盤が自慢のカウンターバーでは、
DJを務めるオーナーが、
リクエストに応えて、酔客の好きな曲をかけてもくれます。
月に1度、ジャズのミニライブが聴ける老舗は、いつも満員御礼です。
1皿500円のエビカレーが定番メニューの
ちょっと小粋なカウンターバーは年中無休が自慢のタネ。
元バスケットマンがオーナーを務めるカウンターバーでは、
NBAの話題がいつも尽きません。
「こだわり」というものでしょう。
そのこだわりに惹かれて、お店に足を運ぶ週末。
「たまには別のものを何か作ろうか」と、
オーナーが柄にもなく気を使っている様子。
「ん、ウイスキーでいい」とだけ返事をすると、
オーナーはそれ以上、何も言わず、代わりにポッキーをつまみにと、
カウンターに出してくれたりもします。
「ポッキーより、板ワサがいいな」とわざと言ったら、笑っているだけ。
梅雨に入りますね。
しとしとと しとしとと飲む 琥珀色(こはくいろ)
たまには五・七・五でも詠んでみる。
あ、でも、季語が…
どこかのバーのカウンターに、
梅雨時の季語は落ちていませんか。