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やっぱり海が好き!

引き分けの美学。チェス「2019 第1回 レイモンドカップ」その④。

こんにちは、halukaです。

 

台風一過。

からりと晴れた秋空が戻ってきました。

さらりと吹く風が、

日本の愛おしい四季のワンシーン・秋を運んできます。

 

昼夜の寒暖差が大きい時季です。

皆さま、体調の管理には十分にご留意ください。

 

さて、私事。

チェス「2019 第1回 Raymond Cup(レイモンド杯)」

からのご報告です。

 

10月1日に無事、開幕を迎えました。

けれども、第1戦は今のところ、まだ棚上げです。

開催会場となるバーが、そこそこの人気で、

「2019 第1回 レイモンド杯」の暫定チャンピオンであり、

バーテンダーのミスター・ニューヨークの手が、

なかなか空きません。

 

この隙に、ビギナーの私は、

チェスの基本をおさらいしておきたい次第です。

 

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チェスは、盤上の競技としては、

「引き分けが多いゲーム」だと言われます。

 

『迫るチェス・レイモンドカップ!その③。公式写真集が出来た』

 

ラグビーワールドカップ 桜の戦士に休息を。迫るチェス・レイモンドカップ!その③「公式写真集が出来た」の巻 - halukaブログ

 

で綴りましたが、

いかに私が、チェスの元全日本チャンピオン、

渡辺 暁(わたなべ・あきら)氏の名著、

「ここからはじめるチェス」で、

付け焼き刃の一手を頭に叩き込んだとしても、

ゲームの相手をしてくれるミスター・NYとの地力の差は、

もちろん容易に埋まろうはずがありません。

 

そこで、先ほどご紹介した、

渡辺氏の著書「ここからはじめるチェス」

のページをめくっていましたら、

「チェスでは引き分けも立派な結果です。」と、

私にとっては、光り輝く、

まるでシャングリラにたどり着いたかのような指南を見つけました。

 

いわく、

「たとえば、(中略)不利な状況におちいっても、

あきらめずにベストを尽くして守ったり、

反撃したりすることによって、

逆転とはいかなくても、

引き分けを狙うことができます。

逆にいうと、

優勢なほうは油断せず、

勝ち切るまでしっかりと指すことが大事です。」

とありました。

 

我が意を得たり!

 

勝ち切れないまでも、

引き分けを重ねられる力が付けば、

それ即ち、勝利への道標かもしれません。

 

1ゲーム1ゲームにどんなエンディングが待っているのか。

「不利になっても諦めない」。

今夜は、この金言を頭に刷り込んで、

やがて来る、第1戦を心待ちにしたい所存です。

 

  Let‘s get started!

 (ほな、やりまっか!)(^_-)-☆

 

ここからはじめるチェス

ここからはじめるチェス