こんにちは、halukaです。
午後の空いた時間、
さぼり、とも俗に言いますが、
いわば、憩いの時間に恵まれまして、
ふだんは使わない、シロップを注いで、
甘めのカフェオレを一杯。
どなたにもきっと、
ご自分が好きな場所、
ご自分が好きな時間、
ご自分が好きな飲み物、
そんな「ご自分」がいるに違いありません。
お気に入りの喫茶店の窓際の角の席。
お気に入りの公園で、
夕焼けの頃にできる陽だまりに浮かぶベンチ。
お気に入りのベランダで、
朝、口にする一杯の冷たい水。
きっとそれぞれに「お気に入り」もおありでしょう。
そんな、
「ご自分」と「お気に入り」とが一緒になれば、
それは、至高のひと時です。
たとえそれが、短い休憩時間であったとしても。
頼んでおいた本が届いていたり。
ふと覗いた花屋の軒先に、
お得な値段の切り花がラッピングされて
水差しに傾けてあったり。
気になっていた衣替えを済ませて、
気分がなんだかすっきりしたり。
ほんのささやかだけれども、
日常のそんな小さな何かに、
自分の心の憩い、
楽しみを見つけ出すことが出来れば、
その一日は、
まあ、まあ、いい具合の一日に
なってくれるのではないのでしょうか。
【写真AC】
お気に入りの風景を切り取った
カラー写真をA4判ほどの大きさにプリントして、
自室の壁などに立て掛けておくと、
「いつか、あそこに行ってみよう」と、
そんな気持ちも湧いてきて、
旅路気分も味わえそうです。
よく知った場所の
よく知った味の
よく知った飲み物も
結構な「お好み」に違いありませんが、
まだ知らない場所の
まだ知らない味の
まだ知らない飲み物も
結構な「魅力」を秘めているに違いありません。
リラックスするためのマイ・タイム。
「自分の時間」というものは、
無理やりに、
「お気に入り」のその場所に行けずとも、
自分の心に空想を描いて、
それが、あたかもうまく実ったかのように、
いわゆる、「悦（えつ）に入る」というやつですが、
たまには、大いに、
自由に自分の夢物語を喜んでみるくらいなら、
誰から叱られるでもなく、
解放感を運んでくれるかもしれません。
すでに発令されていた首都圏などを含めて、
緊急事態宣言が全国に拡大されてから10日が経ちました。
医療・福祉、あるいは物流、日常生活の支え、
そのほか、多くの分野でご尽力なさっている皆さま、
どうぞ、ご自愛ください。
病床にあって、ご快復を心待ちになさっている方へ、
心よりお見舞いを申し上げます。
新型コロナウイルス禍の一日も早い終息を願っています。
