halukaブログ

やっぱり海が好き!

週末ライフ。初秋のサンセットクルージングで小波を楽しむ。

こんにちは、halukaです。

 

時間に追われないで済む、週末ライフの楽しみ。

小波のサンセットクルージング。

 

陽が傾く午後。

夕刻が近づくと、東を向いた浜辺に、

西の空からオレンジ色の夕陽が射し始めます。

 

夕凪。

海風と陸風が交錯する時間。

ついさっきまで感じていた波風が消えて、

雲間から漏れた太陽光が、

海面を照らし、

幾筋もの揺れる光の道を描いてみせます。

 

サーフィンを楽しもうと海に出掛け、

波に浸かっている、この時間。

サーフボードにまたがって、波待ちしていると、

自分の影さえ、海面に映って見えます。

 

両腕を交差するように頭上に挙げると、

腕の影だけが、妙に長く映り、影絵のよう。

 

小波の夕暮れ。

15分に一つ、セットで入って来るうねりを待ちます。

 

随分と沖合にロングボードで波待ちする、

サーファーが数人。

お仲間でしょう。

声は聞こえはしませんが、

何やら言葉を交わしている様子が、

見て取れます。

 

この時季を「初秋」と呼ぶには、

まだ早いのでしょうか。

 

けれど、海を渡る風は、

確かな季節の移り目を感じさせます。

 

猛暑、真夏日が続いていた日々。

じりじりと照り付けていた陽の光が、

ふわりと、

浜辺を照らすような夕陽に変わってきました。

 

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「セット腿」の小波が入って来ます。

数メートルの間隔を置いて、

何人かの日焼した波待ちサーファー。

 

うねり来るセット波を見つめる目は、同じ。

サーフボードを切り回して、

ピークを狙いに行く元気な姿も。

 

こちらはもう、筋肉に軽い疲労感。

気分は、十分にリラックスしています。

 

「うねりの方から、

勝手にこっちに寄って来てくれないかな」。

 

そんな怠惰なフィーリングも、

サンセットクルージングの良さ。

そんなふうに勝手に思いつつ、

肩越しに浜辺を振り向くと、

オレンジ色をしていた夕陽が、

真っ赤に西の空を染めています。

 

「最後、あと、1本」。

胸の中でそう、つぶやいて、

また、セット待ち。

 

不思議なもので、「あと、1本」と唱えると、

来ないものです、これが、なぜだか。

 

まあ、急ぐこともない、週末ライフ。

背中に夕陽を浴びながら、

「そろそろ、来ないか! セット腿!」。