こんにちは、halukaです。
新型コロナウイルスの感染防止の観点から、
ご家族や来賓の参列、在校生の参加を見送るなど、
規模を縮小しながらも、
卒業式を終えた小学校、中学校、高校などのニュースが続きました。
中止になった学校もあるようですが、
そのいずれにしましても、
健康の確保には代えがたく、
その一点で、なんとか納得をして、
とにかく、
「ご卒業、おめでとうございます」と、
この春、
学び舎を後にし、この数年間をともに過ごした、
恩師や親友と離れ、
あるいは故郷を後にする皆さまに祝意を表したい次第です。
4月の初旬には、さっそく、
新しい生活が始まることでしょう。
この3月下旬は、
その準備に追われることだと思います。
真新しい生活に心を躍らせるには、
短すぎる助走距離かもしれませんが、
新生活に向けて、十分な準備を進めてください。
自分流「旅のスタイル探し」。「卒業の季節。新しい一歩を踏み出して見えてくる世界を大切にしてください。そこに広がる情景は、あなたを迎える彩り鮮やか春景色」の巻。 - halukaブログ
【写真AC】
「人生」はよく、「旅」に例えられます。
いつ果てるともしれない道を、
まさにこれから歩もうとする時、
その先に待ち構える道程が果たして、
アスファルトで固められた舗装道路なのか、
イバラの道なのかは、
今はまだ、分かりはしません。
新緑に彩られる頃、
入学や編入や入社や起業、
留学や転職など、
それぞれの道を進まれるとき、
だれもが、自分の道に輝きを求めるものでしょう。
緑がまぶしく輝く道は、
希望や夢にあふれて、
何でも出来そうな気持ち、勇気が湧いてもきます。
それが、次のステージ、
「前に進む」という意思の表れであるなら、
人生の節目において、
それほど誇らしい瞬間は、
自分の胸の奥深くにしっかりと刻み込まれることでしょう。
【写真AC】
その上で、
人生という旅には、うまく行かない場面、
つまり「挫折」という、とてもじゃないけれども、
耐えられない、前に進む気力が湧かない、
自分1人の力では、どうにも動かすことの出来ない、
そんな出来事もあり得ます。
予想もしなかった出来事に、心を打ち砕かれ、
希望など持てない気分に陥ってしまうことは、
短くはない人生を送るなかでは、
起こり得ることです。
だとすれば、
そうした “挫折” に見舞われたとき、
いったいどうすれば、
まだ先の長い、
残りの人生に挑んでいけるのでしょうか。
思い描いたプラン、計画、事業が折れ曲がり、砕け、
思うように進まず、くじけ、
意欲さえ湧かなくなったとき、
言い換えれば、
人生の計画が思い描いたように進まなくなったとき、
挫折が、やってきます。
それを乗り越えるには…
「挫折」という言葉をもし、
逆説的に定義してもよいなら、
挫折とは
『もう二度と立ち上がらない』と決めてしまうこと、
なのではないのでしょうか。
「もう立ち上がらない」「もう立ち上がれない」
「もう立ち上がりたくない」「もう、このままでいい」。
そんなふうに気持ちが痛んだときは、
十分、ゆっくり休んでください。
心が疲れ果てたときには、その痛みが和らぐまで、
だれかに頼ってでも、ゆっくり、休んでください。
そして、時が来たら、もう一度、
立ち上がれる時が来たら、もう一度、
立ち上がれそうな時が来たら、もう一度、
視線を上げて、前を向いてみてください。
初めに見た、緑輝く景色とは少し違って、
ごつごつとした、石畳の道に見えるかもしれませんが、
前に進む「道」は、まだ、他にもきっと、あります。
卒業を経て、新しい進路に向けて羅針盤を整え、
次のステージに向けた道が見えたなら、
まず、進み出てみてください。
「叩けよ、さらば開かれん」とも言います。
そのドアを開くのは、あなたです。
この春、新しい道を探り、そこに進もうとするすべての皆さまに、
心から、エールを贈らせてください。
一歩、一歩、前へ進んでください。
ステップ・バイ・ステップ。
「さあ、前へ！」。
