今週のお題「卒業」
こんにちは、halukaです。
あちらこちら、
皆さまのブログを拝見していますと、
春の香りが漂ってくる記事に多く行き当たります。
農耕では、
冬の間、おそらくは霜柱さえ立っていた田で、
土起こしが済んでいたり、
早いところでは、
用水路から水を引き入れているところもあるようです。
凍っていた田が、水温む水田に変わる頃。
春の足音は、もうそこまで届いていますね。
昨年の暮れから通い始めた俳句教室でも、
3月を表す言葉として、
「水温む(みずむるむ)」、「春の水」、
「田螺(たにし)」、「春田(はるた)」、
「春の川」、「春泥(しゅんでい)」、
「耕(たがやし)」、「春雨(はるさめ)」など、
春の野を思わせる季語を習いました。
春3月は、卒業の季節。
野に咲く花も彩りを増し、
旅立つ者を祝福します。
たとえば、
お祝い事に贈る花として人気のある薔薇。
その薔薇は、色や本数で、
ほんとうにたくさんの花言葉に恵まれています。
「愛情」、「輝き」、「恋」、
「幸せ」、「情熱」、「爽やか」…
数えたら切りがないほどのバリエーションを持つ薔薇の花言葉は、
贈る人、贈られる人によって、
その意味合いを変えるのでしょう。
【写真AC】
厳冬の頃、固く蕾を閉ざしていた花々が、
一斉に開花の時季を迎える頃、
新しい一歩を踏み出すために、
いま居る、その場を “卒業” しようとしている皆さまに、
そんな薔薇が持つ、バリエーションに富んだ花言葉を
ぜひ、お贈りしたい気持ちです。
今年は、新型コロナウイルスの感染予防の観点から、
卒業式での見送りがない “卒業” も少なくはないようです。
式そのものを延期、中止するといったニュースも届いています。
そんな時だからこそ、
自分の中の何かを賭けて、
この数年間、踏ん張ってきた皆さまそれぞれに、
どうぞ、皆さまがお好きな花言葉をお選びになって、
その場を巣立っていただきたいと思います。
【写真AC】
厳冬の頃、凍り付いていたであろう花びらが、
春の温もりでほどけて解けて、
よりいっそうの輝きを取り戻すこの時季の旅立ちに、
幸多かれと、そう願うばかりです。
薔薇の花が、赤だけでなく、
白、ピンク、青、黄、
オレンジ、緑、紫、紅、ドット、ベージュ…と、
さまざまな色合いを持つように、
皆さまも、皆さまだけの個性を大切にして、
その色合いに似合う花言葉、つまり、
皆さま一人ひとりに似合う、ご自分の言葉で、
これからの人生を紡いで、広げて、立体を築き、
夢とか希望と呼ばれる、
輝かしいこれからに映し出していただきたいと、
そう願います。
新鮮で爽やかな風が吹く春。
個性豊かに、彩りも鮮やかな空に向かって、
どうぞ、大きく飛び立ってください。
「ご卒業、おめでとうございます」。
自分流「旅のスタイル探し」。「卒業の季節。新しい一歩を踏み出して見えてくる世界を大切にしてください。そこに広がる情景は、あなたを迎える彩り鮮やか春景色」の巻。 - halukaブログ