halukaブログ

やっぱり海が好き!

俳句

進め!俳句ビギナー㉜。「俳句を詠んで俳文というエッセイを綴る7月。『夏の夜』を思いながら、ランタンの明かりを頼りに季語集をめくる日暮れ時」の巻。

こんにちは、halukaです。 俳句の季語集「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂) を手元で開いて、考え込んでいますのは、 夏7月にふさわしい、と申しますか、 「夏の頃」に似合う俳句を詠んで、 その心象風景を俳文に綴ろうかという心持ちです。 ところが本日は…

進め!俳句ビギナー㉛。「開放感と躍動感。潤いと涼しさ。リズミカルでカラフルなカタカナ言葉が躍る7月の季語を楽しむ」の巻。

こんにちは、halukaです。 「季語」の意味をあらためて、 広辞苑(第六版・岩波書店)で探してみました。 すると、 「連歌・連句・俳句で、 句の季節を示すためによみこむように、 特に定められた語」とあります。 季語は、春夏秋冬の季節と結びついて、 そ…

進め!俳句ビギナー㉚。「四季折々の風を詠む。夏の木立ちや夏草を揺らしてみせる南の風は季語が教える青嵐」の巻。

こんにちは、halukaです。 梅雨、まっさかりですね。 恵みの雨と知りながら、 うっとうしささえ感じる時季ですが、 6月の頃の俳句の季語に爽やかさをまとった 「風」にまつわる言葉がいくつかあります。 たとえば、 夏の風を示す「南風」。 緑の林や草原を…

進め!俳句ビギナー㉙。「リズムにのった句作も小粋な梅雨の頃。あでやかな雨傘に宿る人情物語を紐解いてみる」の巻。

今週のお題「傘」 こんにちは、halukaです。 俳句に詠まれる季語にもある「梅雨」。 真夏を迎える前に、 ひと月ほどの雨のシーズンに入ったようです。 通っている俳句教室の日程が近づきまして、 提出する俳句をつくらなければと、 例によって、にわかに苦悶…

進め!俳句ビギナー㉘。「春の頃、北の窓を開いて誘ったそよ風は梅雨を越えると南の風に変わってみせる四季の風」の巻。

こんにちは、halukaです。 「北窓(きたまど)を開く」と聞いたなら、 どのような情景が思い浮かびますか。 「北窓開く」は、俳句に詠われる春の季語です。 季語集 「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂)では、 3月の季語として、紹介されています。 その様子…

進め!俳句ビギナー㉗。「梅雨の時季が間近に迫って『雨』を詠もうと雨を思い、雨に触れれば、雨もしたたる一句になるかな」の巻。

こんにちは、halukaです。 皆さんが、 「雨音」という言葉を聞いて連想する、 擬音語や光景は、どのような雰囲気でしょうか。 俳句に詠まれる季語にもある「梅雨」。 真夏を迎える前に、 本格的な雨のシーズンが近づいています。 雨に降られる時というのは、…

進め!俳句ビギナー㉖。「清流に舞う蛍を思う頃。『源氏蛍』に『平家蛍』。『初蛍』に『蛍火』と季語に詠まれるほのかな命を知る」の巻。

こんにちは、halukaです。 ちょうど今頃の時季でしょうか。 5月の終わりくらいから、 6月に掛けての間、 日が沈んだ頃合いに ホタルを探しに出掛けた記憶はありませんか。 「源氏蛍(ゲンジボタル)」、 「平家蛍(ヘイケボタル)」をはじめとして、 「初…

進め!俳句ビギナー㉕。「五感で切り取る季節の変化と心象風景。その移ろいを映してみせる季語が振るう采配は躍動感と小粋なリズムに包まれて」の巻。

こんにちは、halukaです。 新型コロナウイルス禍の影響で、 しばらく休講となっていた俳句教室から、 再開の知らせが届きました。 1月、2月、3月と、 そぞろ歩くように季語を追いながら、 「俳句を詠む」ということを習っていましたが、 4月、5月辺りが…

進め!俳句ビギナー㉔。「青空に緑が浮き立つ風景に『俳文』を想う。季語集をめくりながら日常が包んで育む情愛を探してみる」の巻。

こんにちは、halukaです。 初夏の青空に木々の緑が浮き立って見える季節です。 俳句に触れる中で、 「俳文」というエッセイに出合うことがあります。 俳文とは、簡潔に言えば、 「そこに詠まれた俳句の背景」と考えると、 分かりやすいと思います。 どんな心…

進め!俳句ビギナー㉓。「季節を先取りして俳句を詠む。ふと気になった『青嵐』。初夏の後には梅雨が来て、梅雨が明ければ夏本番」の巻。

こんにちは、halukaです。 相変わらず、俳句づくりに苦悶をしています。 「季語」は俳句を詠むには必須の要素です。 幾多の季語が映し出す、季節の風物詩。 そのシーズンならではの風景や情愛、 季節のバックグラウンド、とでも申しましょうか。 「季語」と…

進め!俳句ビギナー㉒。「薄暑の候。『初夏の海』から『日常を詠む』まで、俳句づくりに挑んでもみる夏探しの頃」の巻。

こんにちは、halukaです。 いつもの月ですと、そろそろ、 俳句教室の頃合いなのですが、 目下、休講中です。 再開の折には、 お知らせがあるとのことでしたので、 今のところは、 ほっと、ひと休み……をしている場合では、 実はありません。 思えば、私が俳句…

進め!俳句ビギナー㉑。「麗らかな5月の季語に引き寄せられて、作句に挑むもたどり着けるか葉桜の頃の趣き」の巻。

お題「#おうち時間」 こんにちは、halukaです。 「夏」、「メーデー」、「憲法記念日」、 「こどもの日」、「立夏」、「初夏」、 「卯月(うづき)」、「牡丹(ぼたん)」、 「更衣(ころもがえ)」… なにをそんなに勇んで列挙しているのかと、 そう、いぶか…

進め!俳句ビギナー⑲。「春候。俳句を詠んで、その光景や心情を書き綴る俳文に季節感を映し込むなら、季語のひとつは『夏近し』」の巻。

こんにちは、halukaです。 俳句を詠んで、 その場面を解説したり、 その心情を書き綴る、「俳文」という名の散文が、 俳句の分野にあります。 「ふだん、気にも留めないささいな事象を、 どう気に留めるか」、という、 私のような無粋派には、 なかなかハー…

進め!俳句ビギナー⑱。「俳句は五・七・五、カメラはシャッターで風景と心象を切り取って見せ、そのどちらもが日常にある感性を伝えてくれる」の巻。

こんにちは、halukaです。 「シャッターチャンス」という言葉がある通り、 狙っていた風景なり、動きなり、陰影なりが、 思い通りの被写体となってレンズの前に現れ、 あるいは、 予測通りの様子を見せて、 その瞬間を逃さずに、 カメラのシャッターを切るこ…

進め!俳句ビギナー⑰。「俳句というポエムが持つ写実性は時に季節をとらえ、時に人の五感をとらえ、時に人の心をとらえるものかな」の巻。

今週のお題「#おうち時間」 こんにちは、halukaです。 俳句は、五・七・五 の17文字で完結します。 その辺りは、皆さまご存知の通りでございまして、 その文字数から、「世界で最も短いポエム」とも 呼ばれるそうです。 日常の観察眼を磨き、 言葉を仕入れ、…

進め!俳句ビギナー⑯。「過ぎ行く春を惜しむ『惜春』。東から吹く海辺の風はほのかに暖かく、西に望む稜線は『別れ霜』の頃、鮮やかに映える緑でリフレッシュ」の巻。

こんにちは、halukaです。 「春惜しむ」という、 4月を言い表す季語があることを知りました。 知りました、と言いましても、 手元にある季語集「虚子編 季寄せ 改訂版」(三省堂) のページをめくって見つけただけのことなのですが、 4月の項の最終ページに…

進め!俳句ビギナー⑮。「ひとり俳句手習いで季語集を眺めてみながら、季節を思い、手が届きそうな、季節の味わいを先取りしてみました」の巻。

こんにちは、halukaです。 新型コロナウイルスの感染阻止、防止のため、 昨年の暮れから通い始めた俳句教室も、 目下のところ休講中です。 ところが、ですよ、皆さま。 それをいいことに、何もしないでいますと、 俳句づくりのヒントや、 初心者向けの注意点…

進め!俳句ビギナー⑬。「当季雑詠から時事句まで。季節を詠み、世情を詠むことの意味と心持ちと清明なれと願い贈る言葉」の巻。

こんにちは、halukaです。 来月4月4日(土曜日)は、 二十四節気でいう令和2年(2020年)の 「清明(せいめい)」です。 春分から15日目ごろ。「清浄明潔」の略。 万物が若返り、清められ、生き生きと映える季節です。 俳句を学ぶ「句会」とは、 何人かが自…

進め!俳句ビギナー⑫。「季節の移ろいに目をやりながら俳句を詠もうとしていると、目に映り込むその移ろいの美しさに気を取られ、作句を忘れる今日この頃」の巻。

こんにちは、halukaです。 俳句教室とか、 俳句の会のような、 俳句を学ぶ集まりに参加のご経験がおありの方は、 きっとお分かりになるのだと思うのですが、 自分が詠んだ俳句が、その場で初めて披露される際の 最大にして最高の緊張は、 「無記名」で、それ…

進め!俳句ビギナー⑪。「赤い薔薇を凍らせた霜が解け、光る水滴が真っ赤な薔薇を濡らす頃。春の呼び声は、もうそこまで届いています」の巻。

今週のお題「卒業」 こんにちは、halukaです。 あちらこちら、 皆さまのブログを拝見していますと、 春の香りが漂ってくる記事に多く行き当たります。 農耕では、 冬の間、おそらくは霜柱さえ立っていた田で、 土起こしが済んでいたり、 早いところでは、 用…

進め!俳句ビギナー⑩。「ときには近場の森に足を踏み入れ梅やコケなど観賞しつつ、四季折々に目をやりながら『桜はまだかいな』の花見の時季も、もうじきかなと独りうなづく、独り考」の巻。

こんにちは、halukaです。 昨年の暮れから、俳句教室に通うようになりまして、 作句のためにと、季語集をめくりつつ、 季節の花々に目をやる機会も、なんとなくですが、 ふえたように思います。 「たまには、行ってみようか」と、 足を延ばしたのは、拙宅か…

週末ライフ。「来るを待つ春と去るを待つ冬の間にやってきた暖かさに包まれて蕾のほころびを告げるささやきが聞こえる3連休に俳句づくりにいそしんだ午後の日差しはもうすっかり春でした」の巻。

こんにちは、halukaです。 さて、3連休の真ん中の一日です。 気象台からのお知らせによりますと、 天皇誕生日の本日の日本列島は、 青森県、秋田県など、 東北地方の一部を除いて、 あちら、こちらとも、ほぼ、ほぼ、 たいへん良いお天気だったようでござい…

進め!俳句ビギナー⑨。「俳句を学ぶということは、物事を学ぶということのようであり物事の見方を学ぶということのようでもある辺りが楽しくなっている今日この頃です」の巻。

こんにちは、halukaです。 昨年の暮れから、俳句教室に通い始めまして、 つい先ごろ、その感触、魅力のようなことについて、 なにやら、かにやら書いてみたところでしたが、 次回の俳句教室に備えて、 課題の俳句づくりなどに励んでおりましたら、 「俳句を…

進め!俳句ビギナー⑧。「写実力に絵心に文語調と口語調、才麿(さいまろ)に高濱虚子、アダムとイヴにノアの箱舟…と十人十色の俳句教室は学びの森」の巻。

今週のお題「元気の秘訣」 こんにちは、halukaです。 フレッシュな透明感のある、湧き上がる水柱を見て、 皆さまなら、どんな俳句をお詠みになりますか。 紅葉の頃、 真っ赤に、あるいは黄一色に染まった並木道に立って、 皆さまなら、どんな俳句をお詠みに…

進め!俳句ビギナー⑦。「俳句先生、ついに動く。ナゲーさま、おめでとうございます。halukaブログへの投句作品に俳句先生から『秀逸』との選評が届き、halukaもびっくりしています」の巻。

こんにちは、halukaです。 弊halukaブログの人気シリーズの一つとなった、 「進め! 俳句ビギナー⑥」でご紹介した、 halukaブログに投句いただきました計5句(私の自作含む)に、 ついに、俳句先生の選評が届きました。 驚きました。本当に驚きました。 「驚…

進め!俳句ビギナー⑥。「その情景が自分のまぶたにだけ映るようではまったく、まだまだでして、あたかも『そこに居るかのような』ライブ感を17文字で表現しましょう」の巻。

こんにちは、halukaです。 今宵のhalukaブログの主題は、「進め!俳句ビギナー」でございます。 冒頭で恐縮ではございますが、 風のかたみ(id:kaze_no_katami)さま、 ナゲー(id:nagee4678)さま ほんとうにありがとうざいます。 弊halukaブログに投句いた…

進め!俳句ビギナー⑤。「皆さまのお力をお借りして俳句教室の宿題に挑みながら覚える一月の季語は、このような感じです」の巻。

こんにちは、halukaです。 昨年の暮れから通うようになった、 俳句教室の次の日程が近づいてきました。 寒い毎日ですが、 今日は、一月の季語を少し、ご紹介します。 【写真AC】 たとえば「去年今年」。「こぞことし」と読むそうで、 注釈には、 「たちまち…

進め!俳句ビギナー④。俳句教室・令和2年の初詠みは今月下旬。「まず俳句を詠み、その俳句について、なぜそのような俳句になったのかを400字詰め原稿用紙に書き込むということは一体どういう技なのですか」の巻。

こんにちは、halukaです。 私、昨年、令和元年の12月、何を勘違いしたのか、 生涯初めての「俳句教室」に、 つい、つい、気がつきましたら入門してしまっていまして、 それから数えますと、はや1カ月が経とうとしています。 進め!俳句ビギナー①。「俳句教室…

進め!俳句ビギナー③。「halukaブログへの投句、ありがとうございました。2回目の俳句教室に無事、通ってまいりました」の巻。

こんにちは、halukaです。 ナゲー(id:nagee4678) さま 風のかたみ(id:kaze_no_katami)さま 緒永廣康(id:napdan325)さま halukaブログ・コメント欄への投句、 ほんとうにありがとうございました。 本日、2回目の俳句教室に無事、通ってまいりました。 こ…

進め!俳句ビギナー②。「海にまつわる俳句をつくりなさいという生涯最強の難敵に挑むべく出掛けた海辺で黄色いブイの凪の夕暮れに困惑は深まるばかりなり」の巻。

こんにちは、halukaです。 つい先週、自分でも、どうしてそんなことになってしまったのか、 よくは分からないままに、 生まれて初めての俳句教室に入門。 挙句、いきなり、 次の月曜日までに五つの俳句をつくらなければならない羽目に陥り、 さらに、その上…