こんにちは、halukaです。
「こんな一日もわるくは、ないな」。
そんなふうに思えた日でした。
ウイークデイなのに、これといった予定もなく、
だらだらと過ごそうと思えば、そう出来た、今日です。
昨夜、久しぶりにアルコールをいただいたせいもあって、
今朝は、少し遅めの目覚め。
ふだんから、
目覚まし時計をセットする習慣はあまりないのですが、
この朝は、さらに、別格。
うっすらと目が覚めても、寝床から起き出さず、
ほかほかとするお布団にくるまったまま、
しばしの時を過ごしました。
「海、行ってみようかな」。
何かと都合があって、あくせくとした時間を過ごす日には、
「是が非でも、浸かりに行こう」と、
鶏よりも早く起きる早朝や、
「もう、家に帰りなよ」と言われそうな夕刻に、
サーフィンを楽しむために通い慣れた海辺まで、
さささっと車のハンドルを切ったりもするのですが、
どういうわけだか、これといった用件のない、そんな日は、
気持ちに余裕が生まれるのでしょうか。
「まあ、海にでも行ってみようかしら」といった具合の、
テンションが高いのか、低いのか、
自分でもよく分かりはしない、
“のんびり思考” に首まで浸ってしまっています。
寝床から、だらりと体を起こして、
軽い朝食を済ませてからは、
小庭を眺めて、
この時季に,
薄緑色の幼い芽を出す雑草をひとむしり、ふたむしり。
それにも飽きて、「さあ、そろそろ」と、向かった海。
サーフボードを抱え浜辺に出ると、
「これって、冬の始まりかしら」と、
ふと季節を忘れてしまいそうな、青い空が、
白い雲の切れ間から、ひとかけら、ふたかけら。
風は、やわらかくそよぎ、
潮騒は、静かに耳を触ります。
東屋になっている、岸辺の木製のベンチには、
2人、3人と、寄せる波に視線を投げる老若男女。
そんな光景を包むように降り注ぐ、
冬のはじめの太陽光線。
ウエットスーツ越しに、冷やっと感じる海水温が、
けだるかった体に芯を通して、
ひとこぎ、ふたこぎ、沖合に向けてパドリングを始めると、
ひとしぶき、ふたしぶき、小粒の海のかけらが、
頬を濡らしてくれます。
サーフィンの魅力を十分に語れるほどの、
技量も経験も持ち合わせたりはしませんが、
一つだけ…
もしも皆さまに、少しの時間があって、
海がお嫌いでなかったなら、
もう、寒い時節になりはしましたが、
ちょっと遠出をして、
青い海と空の見えるどこかの町に出掛けてみるのも、
たまには、いいような、
そんな気持ちもあったりします。(^_-)-☆
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