こんにちは、halukaです。
いや、もう、なにも、ひと言も申し上げようのない、
そんな強烈な冷え込みです。
日頃、サーフィンを楽しみに通う近場の海にも、
その強烈な “寒波” がやってきました。
昨年の12月8日(日曜日)、
「今はまだ、ただの真冬。厳冬ではないんだよ、
と自分に言い聞かせながら波間に浮かぶ激寒の海物語」と称しまして、
弊halukaブログの「サーフ物語」シリーズのひとつ、
「ウインターサーフ物語」をお届けした次第ですが、
“ウインター” とは、そんなものではございませんでした。
「ウインターサーフ物語も佳境に入りつつあるようです」などと、
早々に阿呆なことを書いている自分が、そこにいます。
私の認識が甘過ぎました。
ニュースを見ていましたら、北海道では、
最低気温が、マイナス30度より、さらに低い地域もおありだとか。
我ながら、自分自身の想像力の欠如ぶりにあきれております。
それが、どのような状況を指すのか、経験のなさも手伝いまして、
その様子が、まぶたに浮かびきれないのです。
ウインターサーフ物語。「今はまだ、ただの真冬。厳冬ではないんだよ、と自分に言い聞かせながら波間に浮かぶ激寒の海物語」の巻。 - halukaブログ
さて、そういうわけでして、
今度こそ、間違いのないところでしょう。
私事ながら、
勝手に名付けて始めてしまった「ウインターサーフ物語」も
まさに、佳境です。
「ウインターサーフ物語」と銘打って、
冬場のサーフィン模様をお伝えしようと、
シリーズに手を着けたのは、
二十四節気でいう、昨年の立冬だった令和1年11月8日(金曜日)でした。
ウインターサーフ物語。今日は立冬。自分スタイル排他的経済水域(EEZ)を引き連れて波を楽しむサーフィン三昧。 - halukaブログ
あれから、3ヵ月。
「ウインターサーフ物語」の筆を起こした時分はまだ、
海に入るにしても、日射しは十分に暖かく、
アフターサーフに厚手のアウターをまとっていますと、
胸や背中の辺りが汗ばむほどでしたが、
その様相は、一変いたしました。
見掛けるサーファーの人数も少々減り、
気軽にビーチブレイクを楽しめる海岸なのですが、
それが、それが…
この強烈な冷え込みで、
もちろんウネリに恵まれなかったマイナス要素もありはしますが、
波間に浮かぶサーフボードの板数はぐっと減り、
文字通り、寒々とした風が流れる冬の海景色です。
愛車を滑り込ませた駐車場ですが、車の影もまばらです。
それもそのはず。
ウネリさえあればまだしも、ではありますけれど、
それさえ消えた、本日。
寒風の吹きすさぶ駐車場で、
わざわざ、あたたかなセーターを脱ぎ捨てて、
ウエットスーツに着替えて、海に飛び込むという蛮勇を一時、私は失い、
静かに帰路に就きました。
そのことを、ふと顧みましたところ、
果たして今、
“やっぱり、ちょこっとでも、入ればよかったなあ、海に。
せっかく、行ったんだし…”
などと、そう思ってしまう自分…。
他ならぬ、自分…。
大丈夫なのでしょうか、私は…。
身が凍てつき、お腹の底から、
「ウーッ」と湧き上がる、うめき声。
繰り返しますが、この辺りが、間違いなく、
「ウインターサーフ物語」の佳境です。
サーファー仲間でこの時季、
互いに励まし合うように交わすフレーズ。
「冬を制する者だけが、夏を制する」。
そのひと言を信じて、厳冬の2月の海に、
明日こそまるで阿呆のように、飛び込んでまいります。
ところで、進学や就職の季節が間近です。
この冬もあと一息なのではないのでしょうか。
皆さまとともに、
ぜひ、ぜひ、よき春の訪れを待ちたいものです。