こんにちは、halukaです。
早朝、海に向かいました。
自宅を出たのは、まだ日も明けやらぬ頃でした。
途中のセブンイレブンで、
おにぎりと伊藤園の「おーいお茶」を買い込みまして、
海岸まで、のんびりとしたドライブです。
国道を走り抜けて、浜辺につながる細い舗装道に入ると、
2、3台、サーフボードを積み込んだ4WDが前を走っていました。
ロングボードを屋根に積み込んでいる車もいます。
同じ浜辺を目指しているのは間違いなさそうでした。
けれど、その細い舗装道。
浜辺に向かう車ばかりではなく、
夜明け早々だというのに、
早くも、浜辺から国道側に対向してくる車もいました。
つまり、もう帰り道。浜辺から引き上げて来ている様子です。
行き来する車同士。
互いに道を譲り合いながら、交錯します。
浜辺に着いてみて、分かりました。
朝凪の無風で、面ツル。
一見、いいコンディションですが、
残念ながら、まったくウネリがありません。
打ち寄せている白波は、ほんのくるぶし程度の小波。
こうなると、サーファーは、お手上げです。
早々に引き上げて行った先行組の思惑も分からずもがな。
きっと、他の浜を目指したのでしょう。
仕方なく、
セブンイレブンで買い込んだ、おにぎりと冷えたお茶を持ち出して、
もぐもぐと朝食です。
そのまま、砂浜に続く階段に腰を下ろして、黙って水平線を眺めていると、
太陽光が雲と空と海面を少しずつ、オレンジ色に染めていきます。
早朝の静かな海の風景。
さわやかな一日の始まり。
先着組の何人かも、それぞれに海を眺めています。
誰も彼も、サーフボードを持ち出す雰囲気はありません。
そもそも、ウエットスーツに着替える様子がありません。
ウネリのない海をみつめて、だまってたたずんでいる様子。
「せっかく来たのに」…。
そんな気持ちを引きずりながら、
みんな分かっているのでしょう。
「こんな朝もある」。
「静かな海もいい」。
「そのうち、いい波に当たる」と。
なんと言っても、サーフィンは自然相手です。
自分にばかり都合良くは、当然ながら、いきません。
海が荒れて入れない日もあれば、
ウネリがなく、ただ眺めるだけの日もあります。
そこがまた、サーフィンの魅力でもあると思っています。
今年は何だか、梅雨が長く感じます。
そろそろ明ける頃でしょうか。
夏を待ち遠しく感じながら、
曙の海を眺めていました。
そのうち、きっと、いい波に出合えるはずです。
気分だけは、リフレッシュ。