halukaブログ

やっぱり海が好き!

恋愛小説も歴史書もすてき。自由と楽しさと夢は等価。

こんにちは、halukaです。

 
フランスの作家で批評家だったシャンフォール(1741~1794年)は、

「結婚より恋愛の方が人は好きだ。

それは、

恋愛小説の方が歴史書より面白くて楽しい、

という理由と同じだ」と言い遺したといいます。

 

史書は、事実にできるだけ基づいて、書き残されます。

 

もっとも、

その時々の国や地域や政治的背景や社会的思想によって、

史実が書き消されたり、書き直されたりという、

歪曲(わいきょく)はありはしますでしょうが、

そこは、自分自身で、世界を学べば、

やがて見えてきます。

 

なので、ふつう、

歴史を自分勝手に書き換えることは、

倫理的にあるいは教育上、

そのほか、いろいろな理由によって、

してはならないことでしょう。

 

「歴史に、もしも、はない」との謂われ(いわれ)に倣うと、

「自分の人生にも、もしも、はないのだ」という気になります。

 

その時々で、

最良の選択をしてきた結果が「今だ」 というわけです。

 

一方、恋愛となると、

いくらでも自由に自分の創造力(想像力)や空想力を駆使して、

「自分好みの 愛の世界」 に浸ることができるでしょう。

 

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  【写真AC】

 

小説は、その作品を綴る作家の空想力や、

創造力(想像力)が基礎、土台になるのですから、

その自由度は青天井です。

 

そうした恋愛(小説)の延長線上にあるように見える結婚は,

と言いますと、

当然ですが、

無尽の「現実」と向き合わなければなりません。

 

駆使した、恋愛的空想にも、自然と限界が生じるというものです。

なぜなのだろうか、と小説家なみに思いを巡らせますと、

自分勝手に変えられない、史実にも似た、

「自分史」という現実と、

向き合わなくてはならないからです。

 

そこには健康、経済力、人生観、

場合によっては親戚付き合いまで、

無尽の「日々の生活」が待っています。

 

だからこそ人は、

創造力(想像力)を思う存分に発揮できる、

「恋愛時代」を忘れたりはしないのでしょうか。

 

「自由」は、楽しい。