インドネシア・バリ島。
人気のサーフスポット、クタ・ビーチから車で、おおよそ30分。
(渋滞がなければ、もう少し早いのですが)
クタから、レギャン通りをクタ、レギャン、スミニャック、クロボカンと走って、
のどかな田園風景が現れ始めた辺りから、海沿いに小道を入ると、
いくつかに分かれたビーチに出る。
その一つが、チャングー地区のバトゥ・ボロン・ビーチ。
安定して波が入る、という評判で、人気のサーフスポットになっている。
公共の駐車場もあって、便利なビーチの一つ。
クタやレギャンほど砂浜に幅広さはないけれど、
静かで、のんびり過ごせるビーチ。
パラソルを広げて、リラックスするリゾート客の姿がある。
打ち寄せる波は、どちらかというと厚くてタルい感じに映る。
ロングボード、ファンボード向きの雰囲気だ。
欧米からの方も多い様子で、昼間の″日焼けタイム″から、
夕日が差す時刻まで、波打ち際でゆっくりした時間を楽しめる。
トリップで、宿泊施設の多いクタやレギャンに宿泊しながら、
「せっかくだからチャングーへも」という方には、
あらかじめタクシーをチャーターしておくか、
信用のおけるサーフガイドの方に案内をお願いするのがいい手段かもしれない。
チャングー辺りはまだ、公共の交通機関があまりない。
土地勘のある方なら、自前で車やバイクを調達する手も、もちろんある。
チャングー一帯は、街全体に派手さはないものの、
半面、のどかで素朴な落ち着いた雰囲気が残っている。
クタやウブドといった有名な観光地の喧騒(けんそう)から離れた、
バリ島の穏やかなビーチの雰囲気が味わえるのも魅力だ。
それでも、最近はサーフィン人気や中・長期滞在のツーリストにも人気らしく、
おしゃれなカフェやレストランが続々増えている印象。
カフェ(日本で言う「海の家」風)では、
アフターサーフにビール、ナシゴレン、インドネシア料理が待っている。
バリ島の西海岸は、ご存じの通り、サンセットでも有名。
あの夕日、もう一度、眺めに行きたいな。