halukaブログ

やっぱり海が好き!

ウインターサーフ物語。「ほんのわずかな時間でも一日一日の積み重ねこそが、いつの日にかとんでもなく素敵な成果を呼ぶのかしらと思うのです」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

本日、早朝、冷たい海に身を任せました。 

透き通った、穏やかな風。

空には、薄い雲が流れていましたけれど、

太陽光線が海面にまっすぐ差して、

白から薄黄色に日焼けしたサーフボードにまたがる、

黒いウエットスーツを温めてくれます。

 

ここしばらく、肩などをほんの少し傷めて、

ライディングも控えめでした。

けれども、サーフィンは、自然相手のスポーツです。

「同じ波は二度、来ない」とは、

サーフィンを愛する方なら、一度は耳にしたことがあるフレーズでしょう。

 

大きなウネリはありませんが、

セットの小波が打ち寄せては、

トップがすっと立ち上がって、

きれいに肩割れしていくファンウエーブです。 

 

周りを見渡すと、

ビーチブレイクするあちらこちらのポイントに、

サーファーの姿。

 

早朝とは言え、

太陽光線に恵まれているのをいいことに、

サーフボードを抱えて、

海に繰り出してきたのかもしれません。

 

抱えている板も肌も日焼けしているあたりは、

どうにも、強者ぞろいです。

 

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自然に相手をしてもらうのですから、

風や波や太陽に異句を届けたとしても、

何かよい事が起こったり、サーフィンが上達したりするわけではありません。

 

 

目の前で織りなされる様相に、

自分のテンポと力量を合わせて、

その日、その日に与えられた環境をそれなりに楽しめるように、

自分のスキルを磨いていく。

へなちょこサーファーながら思うのは、そんな雰囲気のことです。

 

「1日15分とか、20分であっても、入った方がいい。

その積み重ねが、いつか大きな差になるよ」。

 

未だビギナー同然ながら、サーフィンを始めたばかりの頃、

インストラクターから、そう教えられたのを覚えています。

ほんの数日、間隔を空けただけで、体の感覚が変調をきたす。

そういう感じです。

 

波のコンディション次第では、体を酷使する日もあるのですから、

休息、休養は大切です。

その一方、たとえ、わずかな時間であろうと、

継続していくことの大切さを、海が教えてくれます。

 

海に入れない日は、

自宅で、

ストレッチでも、

そうでなければ、せめて数分のイメージトレーニングだけでも、

積み重なると大きな “何かしら” になって、

費やした時間が、自分の手に戻ってきます。

 

だからこそ、クローズ気味の波模様でも、

かすかにでも時間が空けば、

その時間が許す限り、海辺に足を運んで、

半ば無理やりのストレッチやウオーキングで、

体を使おうと、そう心掛けてはいます。

 

寒風にさらされながら歩く早朝は、

日中の “小春” を前に、

凛とした空気を胸の内に運んでくれます。

 

来週には、建国記念の日(2月11日)が待っています。

また幾段も季節の移り目を感じ取ることになるでしょう。

寒さは、もうしばらく続くようです。

どうぞ皆さま、ご健康には十分にご注意ください。