こんにちは、halukaです。
この週末、
皆さまはどんなふうにお過ごしでしたでしょうか。
公共施設や飲食店街は人影が減り、
さびしい雰囲気ですね。
私が日頃、サーフィンを楽しみに通う海も、
この土曜、日曜はウネリが上がらず、
「寒の戻り」というのでしょうか、
風が冷たくなったせいもあってか、
サーファーの影も減り、
私自身も、海に入る時間が短くなって、
かと言って、
そこから後に格別なスケジュールがあるわけでもなく、
それこそ、あてもなく、
「なんだ、寒いなあ」なんてつぶやきながら、
浜辺を散策して、
時を過ごしていました。
見上げる空は、薄曇り。
見た目は厚い雲が、青い空を覆っているのですが、
上空の風は強いのでしょう。
その厚い雲は、どんどん流れて、
日が差しては、雲。
その雲が流れては、日が差す、という具合。
それを「薄雲り」と言い表していいのかどうか、
ピンとこない風情もありますが、
「雨雲」でも、「どんよりとした黒い雲」でもないので、
ここでは、そんなふうでお許しください。
その雲の下、サーフィンならいつも、
ビーチブレイクを楽しむ、
遠浅の浜辺のポイントから歩くこと20分ほど。
日頃、あまり、足を踏み入れない岩場に渡ってみました。
もう少し暖かくなると、
小さな海魚の影も見え隠れするのですが、
今は、その姿はまだありません。
海面に時折、微かな揺れが見えるので、
その辺りを覗いてみると、
正体の分からない磯の生き物が、
すーっと姿を消して、
後に直径を計るまでもない、波紋だけが残ります。
気がつくと、何段だか、その岩場を渡り歩いていて、
「そう言えば、幼い頃には、石を剥いで、カニなんか探したな」と、
そんなことを思った次第。
5月のゴールデンウイークの頃には、
磯遊びの貝採りでにぎわう辺りです。
浜辺で遊ぶ子どもたちの姿が、
その頃には、戻ってくるといいなあと、
そんなことも思いました。
気がつくと、日は傾きかけていて、
頬を触る風は、冷たさを増していました。
せっかくの岩場。
きれいな巻き貝でも見つかればと、
ダウンジャケットのポケットに
押し込んでおいた網袋は空のまま。
サーフィン上がりにサーフボードやウエットスーツ、
ポリタンクまで、
さっぱりと片付けておいた甲斐があって、
あとはもう、帰路に就くだけだった夕刻近く。
冷えた体を包んでくれるカフェを目指して、
ほんの少しの贅沢を自分に許そうと、
温かなコーヒーをオーダーしに立ち寄ったその店で、
長い付き合いのサーフィン仲間に出くわして、
「この後、どう?」と、なったかどうか。
まあ、週末ライフのこと。
その辺りは、皆さまのご想像にお任せしまして、
今日のこの場は、失礼いたします。(^_-)-☆