こんにちは、halukaです。
これといって、格別な予定はなかった休日。
ふだんなら、迷うことなく、
サーフィンを楽しみに海に向かうところですが、
天気図を眺めずとも、
昨日からの波もようを知っていれば、
ほんのわずかなウネリと言えども、
太平洋の彼方から、このアジアの片隅には届くことのない、
平穏な春の渚。
午後になって、風が少し冷たくなったと思ったら、
寒気の影響だとか。
新型コロナウイルスの感染予防で、
一日のニュースが埋め尽くされている感もありますが、
インフルエンザなど、
季節の流行物にも、十分、ご注意ください。
【写真AC】
「休日に時間があるのなら、少し遠出でも」と、
そう意気込みたいところですが、
今は、時が時。
人混みは避けるべきだろうと、
午後になって、近場を散歩などしながら、
ふと頭に浮かんだのは、
「はーやく、天気になーあれ」の一節でした。
頭の中を覆うモザイクと申しますか、
霧のようなもやもやは、
やはり、
世情の落ち着かなさの影響かとも思います。
空は、こんなに澄んでいるのに…と、
そう思いながら、
流れる雲を目で追えば、
それは、意外な速さで、視界を駆け抜けてゆき、
今さらながら、春風の勢いを教えられる次第。
せっかくの休日、夕食くらいはゆっくり過ごそうかと、
途中、スーパーマーケットに寄ると、
鮮魚コーナーが充実していました。
このところ、波が大人しいので、
近海の水揚げがいいのかもしれないなあ、
なんて、知ったかぶりをしながら、
そう言えば、「魚偏に春と書いて、サワラだ」などと、
ふいに「鰆(さわら)」を探してみましたが、
本日の入荷はなかった様子。
まあ、そこは諦めながら、
お肉のコーナーや野菜のコーナーをふらふら。
カートに積んだプラスティックの籠にそこそこ、
豚肉やニンジンや玉ねぎやジャガイモを投げ込んで、
どう見ても、
今夜の夕食はカレーラースです。
「鰆で、しっとり」のはずが、
当ては外れて、
「カレーで、がつがつ」な流れに乗ってしまった春の宴。
トンカツにすると美味しそうな豚肉が手に入ったので、
そこは少し、贅沢気分を味わうことも出来そうです。
【写真AC】
四季の食材に恵まれるということは、
やはり贅沢なもので、
“味で季節を感じ取る” というような食文化は、
なかなか洒落てもいます。
街中では、飲食店に限らず、
サービス業、旅行業などが、
来客や予約の大幅な減少で経営難に直面していると伝わっています。
本来なら「送る会」や「卒業記念」、「卒業旅行」など、
仲間や同僚が集って、
そんな食や時間を楽しむのも、
この時季の風物詩なのでしょう。
コロナウイルス禍が、
なんとか一日でも早く治まらないものかと、
心から願っています。