halukaブログ

やっぱり海が好き!

週末ライフ「初夏の陽だまりが教えてくれるのは『自分を振り返る時』の大切さ」という思い。

こんにちは、halukaです。

 

この週末は、

皆さまどのようにお過ごしですか。

 

近くの公園で、

小さな陽だまりに浮かぶベンチを見つけて、

なんだか、ほっとした瞬間の記憶があります。

 

よく知った海辺で、水平線を眺め、

夕陽に背中を照らされながら、

なんだか、気が抜けた瞬間の記憶があります。

 

陽が昇る寸前の砂浜にたたずんで、

凛とした空を染める静寂の朝焼けに

なんだか、気を洗われた瞬間の記憶があります。

 

日常という毎日は遠慮なく、

「次のスケジュール」を運んできます。

 

そんな毎日にあって、

つい、ないがしろにしてしまいそうな、

「自分を振り返る時間」。

心のリズムを整えるためには、

それが大切な時もあるようです。

 

「あれも、これも、それも」と手を付けるうちに、

気が付いたら、

「自分を振り返る時間」どころか、

前後左右が手いっぱいになってしまって、

考えてみますと、

「さあ、どこから、どうしたものか」という、

そんな日常に思い当たりがないでもありません。

 

公園の隅のベンチを照らす陽だまり。

海辺の波打ち際を濡らす潮騒

その潮騒をオレンジ色に染める夕陽。

新しい一日の始まりを告げる朝焼け。

 

どこにでもある、そんな風景は、

まるで、自然が備えた砂時計のように、

音もなく時を刻みながらも、

こちらの身を急かせることはなく、

「まあ、ひと呼吸」と、

急ぎがちになる、

歩調の乱れを整えるよう促してもくれるようです。

 

f:id:halukablue:20200509154031j:plain

 

ふと見かけた緑の若葉に気を惹かれ、

なんの気なしに眺めてみますと、

いち早く、ひと伸びを果たした濃い緑の若葉もあれば、

「ちょっと待て」と、

新芽を開く準備をしている淡い緑の若葉もあります。

それが自然の営みなのでしょう。

 

遠目で見ればそろっていそうで、

けど実は、 

ある者は早く、ある者は遅れ気味に、

光の当たる面を変えてみせながら

四季が織りなす彩りに合わせて、

色調を整えてみせるのでしょう。

 

人は、

十人いれば、十人十色。

百人いれば、百人百色。

千人いれば、千差万別。

 

その日常を過ごしながら、

自分を見失わないために、

「振り返る時」を、時には探したいもの。

 

千変万化の自然の移り変わりは、

四季を重ねるという、大仕事をこなしながら、

木々や花々や風や太陽の

早い、遅いをかばい合って、

時に大雨、

時に強風で乱れた季節の移り変わりを

いつの間にか整えて、

心地よく、そこに居る者を癒やしてくれます。

 

時には “この頃” を振り返って、

もしも忘れ物があるならば、

ひと足、ひた足、

取りに戻るのも、

気持ちを整え、明日に向かう一手かもしれません。