こんにちは、halukaです。
皆さまがお住まいの街・町・村・地域ではいかがなのでしょうか。
私が住む町は、
ほんの昨日まで、ほんのりと暖かい、“小春の日和” だったのですが、
本日は、打って変わって、
厚手のセーターの上から、しっかりとしたアウターを重ねていても、
頬や手先に触れる空気は、身も凍る冷たさです。
【写真AC】
「平年より暖かい冬」。
例示としまして、「暖冬異変」とありました。
「厳冬」は。同じく、広辞苑によりますと、
「冬の寒さがきびしい頃」。
読んで字の如し…といったところでしょうか。
梅の花咲きはいささか早いにしましても、
椿のつぼみが膨らむ頃になりますと、
自然の世界も少しずつ、春の季節を思い出し始めるようで、
ヒヤシンスが花開いたり、
球根の姿で、真冬をじっと耐えていたチューリップが、
その先端から、鮮烈な緑の葉を伸ばし始めたり、
コツコツとした手触りの黒茶色をした種の皮を破って、
かれんなスイートピーの若い芽が、姿を見せ始めたりもしてくれます。
【写真AC】
手がかじかんで、耳たぶが痛いほど冷たくなって、
吐く息が白い霧を演じる頃には、予想もしなかった、
春の予感は、この “厳冬” を経なければ、やっては来ない、
希望の季節の訪れを告げる鐘、なのかもしれません。
この時季、自然がめくるページの音は、
人のいろいろな旅立ちや、出会いや、別れも運んできます。
卒業、入学、進学、進級、就職…
その形はそれぞれのことだと思いますが、
そのどれにも、
他をもって代えがたい笑顔、涙、挑戦心、決意、名残り…が、
そこかしこに埋まっているに違いないのだろうと、
そんなふうに思います。
ありとあらゆる出会い、旅立ち、決意、挑戦、笑顔、涙に、
halukaブログからは、
ここぞとばかりにエールを贈らせてください。
つらい別れがあるかもしれません。
尽きない不安があるかもしれません。
不足する資金、経験、学識、人脈…
数えきれないほどの困難が、この先に、
たとえ、どんな苦難が待っていようとも、
けっして諦めないでください。
それが、あなたの夢であるなら、
“もう、やるだけやった” と、そう思えるときまで、
前を向き続けていただきたいと、心底より、そう思います。
そうして、“もう、やるだけやった” と思えるときがきたら、
そっと、自分の背中越しに自分の来た道を、振り返ってみてください。
たくさんの仲間やいつの間にか身についた、
あなただけの有形無形の、他をもって代えがたい財産が、
きっと、あなたの手にあることだと、そんなふうに思います。