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やっぱり海が好き!

新古今将棋道③。ついに巡り合った名著は、女流三段タイトル保持者・上田初美氏監修の「女性のための将棋の教科書」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

 

「将棋」という対局ゲームから湧き起こるイメージとは、

皆さま、どのようなものでしょうか。

 

「そこは、千差万別なり」を前提といたしながらも、

普遍的な一面はなにか、ないかしら。

あるとするならば、それを、

なんとかうまくお伝えする手はないかしらと、

書店を徘徊しておりましたら、見つけました。

 

「誰でも簡単に始められる入門編・

女性のための将棋の教科書」

(女流三段・タイトル保持者 上田 初美 監修・つちや書店)

 

カバーの裏面を拝見して、

即決で買い求めました。

 

いわく、

「将棋で人生がもっと知的に楽しくなる」。

「男性だけのものじゃない。女性が語る将棋の魅力」。

「覚える駒は、たったの8種類。駒の並べ方・動かし方」。

「これさえ知っておけば安心。将棋の基本ルール」。

「日常生活にも活かせる。上達のための攻め方と守り方」。

「マンガで知る将棋の世界。将棋ビギナーコマ子さん体験記」。

「ひとりでも楽しめる。詰め将棋トレーニング」。

 

意図するところに、これだけの柱が立っていれば、

しばしの間、

退屈することは、まず、なさそうです。

 

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  【写真AC】

 

表紙カバーには、

「この知的な楽しさ、男性だけに独占させない」と、

添え書きがありまして、

書店の棚で、これを見定めた際、

胸中にグッとくる妙な感覚がありました。

 

さらに、ページをめくってみて、確信。

「将棋は、あなたの人生をより素敵に彩ります」。

そこには、

礼儀作法、深い友情、家族との時間、夢を叶える計画性…と、

将棋の魅力が綴られています。

 

私が「将棋」を知ったのは、幼少の頃のことです。

基本的なルールと作法を教わって、

たしか最初は、一度だけ、

勝った(勝たせていただいた?)記憶はあります。

それで、いい気になったわけではないのでしょうが、

それからは、ただただ、負け続ける日々だったのを、

微かに覚えております。

 

居飛車(いびしゃ)、振り飛車(ふりびしゃ)。

穴熊(あなぐま)、美濃(みの)に、

矢倉(やぐら)、舟(ふな)囲い。

 

 人工知能が、ヒトを破る時代です。

私ごときが身に付けた不動の定跡は、

もう、もちろん古いのかもしれませんが、

それでも、ビジネスや学びの場で知り合う方々と、

「一局」お遊びいただくには、

未だに十分な、古の知恵です。

 

せっかく手にいれた、この教科書。

「女性のための将棋の教科書」を読み返して、

師と仰ぐ、先生を見返して差し上げようという、

そういう、姑息な算段に酔う、今宵です。(^_-)-☆

 

新古今将棋道①。「行に駒が絡んで飛んで描く我が道の行く末は金成り」の巻。 - halukaブログ

 

新古今将棋道②。「親心と恋心と勝負勘のどれが一番大切かと問われても今はまだ答えに窮するばかりなり」の巻。 - halukaブログ

 

 

女性のための将棋の教科書―誰でも簡単に始められる入門編

女性のための将棋の教科書―誰でも簡単に始められる入門編