halukaブログ

やっぱり海が好き!

ウインターサーフ物語。「寄せても返してもこない凪の小波に揺られ揺られて、あっと言う間の1ラウンド2時間余り」の巻。

こんにちは、halukaです。

 

ぐぐぐっと、冷え込みましたね。

皆さまがお住まいの町では、いかがですか。

 

我が家の猫の額のような庭の花壇に立て掛けた温度計。

指し示した本日、早朝の気温は11度。

厚手のアウターをまとってはいたのですが、

それでも、思わず身震いする冷え込みでした。

 

けれども、でございます。

そこで、ひるんだりは決してしないのが、私の阿呆ぶり。

10リットルの水が入るポリンタンクに8分目ほどの水をそそくさと溜め、

「これでは、さすがに、海上がりが寒かろう」と、

大げさながらも、セーターを1着用意。

 

そんなこんなで、

サーフィンに出掛ける準備をさっさと済ませて、

自宅を出たのが、午前6時少し、過ぎ。

通い慣れた、いつもの海辺に車を走らせ、

浜辺に着いたのが、それより30分ほど後、でした。

 

サーフィンを楽しめる、

ビーチブレイク・エリアに近い駐車場の埋まりは、5割。

「波がない…」。

みんなが知っている予報に基づけば、

海を眺めるまでもなく、そうです。

 

諦めのわるさ…でしょうか。

車を降りて、海岸に続く遊歩道を歩くと、

潮騒さえ、耳に届きません。

耳を澄ませても、聞こえてくるのは、

防潮林の葉を風が揺らす、摩擦音だけ。

 

案の定です。

2日ほど前もそうでしたが、

ウネリのウの字も、その愛おしい海砂には、

届いてはいませんでした。

 

ウインターサーフ物語。「寄せる波に合わせて波待ちするけれど、待てど暮らせど波は来ず沖合5メートルで3本乗る」の巻。 - halukaブログ

 

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いつもの独り言です。

「自然相手のスポーツだ。海に不満はないのだ」。

 

“寒風” と呼んでも良いのでしょう。

肌が引き締まる冷たい風に吹かれながら、

すっかりお気に入りになった、

バニラシェイクのウエットスーツに身を包み、

颯爽と海へ。

 

秋のサーフ物語。太平洋の片隅でバニラシェイクに抱かれてサーフボードで走る海原。ニュー・ウエットスーツ海デビュー。 - halukaブログ

 

しかし、ウネリは来ません。

待てど暮らせど、です。

 

「寄せては返す波のように…」と語られる、

自然の営みのはずではありますが、

まあ、そんな朝もあります。

 

こんなコンディションの朝、

サーフボードで波間を漕ぐ、パドリングを楽しむコツは、

とにかく、ゆっくり、腕を回すこと。

潮を弾くのではなく、つかむように。

波を立てるのではなく、あやすように。

太平洋の片隅の凪を、ゆったりと味わいます。

 

あっと言う間の1ラウンド2時間余り。

体は冷えきりましたが、

気持ちは、ホッと温まり、

家路に就いた次第でした。