こんにちは、halukaです。
ほっとできる時間。
ほっとできる場所。
ほっとできる会話。
一日を過ごすなかで、
自分のためのそんな小さな間合いがあれば、
ただそれだけで、
気分が変わったりもするものです。
海のある風景が好きで、
そこに吹く風が好きで、
そこに射す光が好きです。
太平洋の片隅に寄せる波を黙って見ていると、
海渡る風や降りそそぐ太陽光を伴奏に、
その絶え間ない自然の営みが刻むリズムが、
心地よく五感に響いてきます。
きのうの事、
きょうの事、
あしたの事を考えて、
スケジュールに追われる日もあるでしょう。
心に曇がかかる日もあることでしょう。
目まぐるしく移り変わる世情を映して、
そんな日も少なくないのが、
当たり前といえば、
当たり前なのかもしれません。
けれども、だからこそ、
時には自分が憩える空間を頭に描いて、
気持ちを落ち着かせることも大切な気がします。
青く染まり、
小刻みな白い波が打ち寄せる海を高台から望むと、
その眺めは雄大で壮大で、
きのう、きょう、
あれやこれやと頭を悩ませていた事が、
なんだか些細な事に思えたりもしてきます。
人それぞれが大切にしている生き方、
人それぞれが大切にしている時の過ごし方、
ビジネスでも日常の生活でも、
何かしら、大切にしている “自分らしさ”が、
誰にだって、きっとあるものです。
そんな自分らしさをふいに、
どこかに置き忘れたりしないように、
時には、ほっと一息ついて、
周りを見渡したりもして、
自分らしさを思い出しておきたい気もします。
一日のスケジュールを終えて、
ようやく、ほっとひと息つく時間。
例えば、入浴タイムでも、
就寝前に聴く音楽でも、
自分をリラックスさせてくれる “お気に入り” があれば、
その一日を無事終える、
ソフトランディングを演出してくれそうです。
水平線が彼方の靄（もや）にかすむ早朝、
大海原を渡ってくる風は、さわやかでした。
その海が奏でる潮騒というリズムは、
思っているより遠くまで届くもののようで、
高台から海を眺めながら、
海岸までは随分と距離がありそうだと、
そう思っていましたら、
「あれ、波の音が聞こえる」と、
そんなことに驚いたりして、
そんなささやかな驚きが、
新鮮な気持ちを呼び覚ましてくれもしました。
自分で探す、ほっとする場所。
自分で探す、ほっとする時間。
自分で探す、お気に入り。
自然の中にあっても、
オフィス街にあっても、
次の予定に追われる毎日でも、
自分のための小さな工夫を組み込んで、
ほっとひと息をつける、
リラックス出来る間合いを探しておく事が、
スムーズな次の発想、
次の行動につながるようにも思います。
何のためのスムーズさかと、
そう考えてみるならば、
もちろん、自分らしくあるために。
