こんにちは、halukaです。
ずいぶんと沖合。
岸から眺めていると、まるで、水平線と交わる辺り。
三方の縁がオレンジ色にデザインされた、
半透明に見えるウインドサーフィンの帆が、一葉、
「葉」と表現してよいものか、
そこは迷いはするのですが…、
正しくは一基、あるいは一張りでしょうか。
それとも、ウインドサーファーが一人。
沖合ではおそらく、風を切る速さで、
流れるように波間を滑っているはずですから、
ボードを操っているご本人は、
相当のスピード感のなかにいるはずですが、
アウターをまとって、
缶コーヒーを手に浜辺から一人、
視線を投げているだけの私の身にしてみると、
それは、遠い海上に、
じっと浮かんで、止まっているようにも見えて、
時折、視線を外さないと、
そのオレンジ色の「葉」が、
確かに海上を走っているのかどうなのか、
定かではないほどの遠景。
ふだん見掛けるウインドサーファーの方々は、
何人かのグループのケースが多いのですが、
お見受けしたところ、お一人。
世情を考えて、
“人波” をつくることを避けたのかもしれません。
穏やかで安定した、いい風の一日。
私にしてみたら大がかりな
あの、ウインドサーフィン1セットを
車のルーフに積んで、
海辺にやってきたのでしょう。
ウインドサーフィンの経験はありません。
ですが、
ウインドサ-フィンの帆が風を受け、
その風を操ると、
帆を立てたボードが、
「ザザザッ」と、海面をえぐっては浮き上がり、
波間を飛ぶように滑り去ってゆく、あの迫力は、
ウインドサーファーの皆さんが、
浜から沖合に向けて、
岸辺に近い、サーフィンエリア辺りを過ぎて行く際や、
沖から岸辺に戻ってくる際のシーンを知っていますから、
いま、眺めている、あの沖合でも、
きっと、そんな爽快な風を受けて、
一人、波間の滑走を味わっているのかもしれません。
新型コロナウイルスの感染拡大阻止のため、
大都市圏域などを中心に、
不要不急の外出を自粛するよう、
自治体などから要請が出ています。
それが出ていない街でも、
「密閉」「密集」「密接」な条件が重なる
人混みなどは、避けておくべき時期のようです。
ニュースに触れると、
国内外で、連日、感染者の増加が伝えられています。
国や地域によっては、
強制力をもった外出禁止を実施しているケースも
少なくないようです。
多くの専門家が、
新型コロナウイルス禍の現況下、
あるいはその後の注意点を発信しています。
医療、福祉、その他関係機関で、
新型コロナウイルスの感染阻止、
治療にご尽力なさっている方々へ、
どうぞ、ご自愛ください。
また、病床で、ご快復を心待ちになさっている方、
そのご家族へ、
心よりお見舞いを申し上げます。
個人で出来る予防策は
限られたものになるかとも思いますが、
「三密」を避け、心持ちを分け合って、
気持ちだけでも明るくもって、日々を過ごしたいと思っています。
新型コロナウイルス禍の一日も早い終息を願っています。